ちょむすけ

強くなれ

私は主食である。そしてあなたのおかずでいたい。

美味しいものを食べるって幸せなことだなって思うんです。美味かろうが不味かろうが人は食べなきゃ死ぬんですけど(笑)。さて、今日シャワーを浴びて思ったことがあります。人生は食事と似ているのではないかと。

 

今日のお昼は何を食べましたか?まずは主食から思い出してください。米、パン、色々あるでしょうが、主食があったはずです。それをあなた自身だとしましょう。あなたの人生を献立に見立てれば、主食つまり主役はあなた自身です。主食がない献立もあるじゃないかという意見は受け付けません。つまらない人生ということでお引き取り下さい。

 

次に、おかずは何でしたか?美味しいおかずでしたか?主食と合うおかずでしたか?そのおかずを、あなたと関係のある人に見立てましょう。主食と合うおかず、つまり、あなたという主役と相性の良い人間ならば、それは美味しい食事となるわけです。なんか、人生は食事と似ている気がしませんか。パンと鯖の味噌煮が合うはずがありません。美味しい人生を送りたいのであれば、自分と相性の良い人間と同じ空間にいたいでしょう。食事だって同じです。

 

私はよく学食に行きますが、お米と合うおかずを選んでお盆の上に乗せます。それが私の人生です。「白米=私」と合う「おかず=人間」を選んでいた事に気が付きました。そして思いました。私が、私に合う人間を選ぶように、私が、誰かに合うおかずとして選ばれたいと。誰かの人生の一部でありたいと思いました。

 

しかしこれもまた面白い所で、主食がお米だったりパンだったりと、自分自身が変わる事もあり、それに合わせておかずも変わるものです。また、カレーのように主役だけの食事もあるのです。でもそれは悪いことではなくて、ある日の、ある時間の食事が、人生の全てではなく、時によって変化していくものです。それは人生も同じではないですか?毎日毎食同じ献立では飽きるでしょう。自分自身が変わり、周りの人間も変わり、和風、洋風、イタリアンなどジャンルも変わる。実に面白い。だから私も、おかずでありたい誰かが変わってしまったら、その主食に合うおかずに変わる。そうなれたらいいなって思います。主食しか要らないってときは、選ばれるまで待ち続けることも必要だと思います。

 

私の食事の一部になりませんか?そして私をあなたの食事の一部としてくれませんか?